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2004年 07月 10日
◇「ポチ&コウの野球旅」(知恵の森文庫)
文 ツルシカズヒコ 絵 ワタナベ・コウ この本、大好き! というか、こういうイラストと文章で綴られる旅行記というジャンル自体好き。更に、高校野球、地方球場、ご当地の食べ物、などなどローカルでちいさいネタが満載で、楽しくないはずがないです。 雑誌の編集長を解任された夫と、イラストレーターの妻とが二人で、プロ野球のキャンプから、高校野球の地方大会、ファームの試合…と全国を旅して綴った旅行記。というと、ずいぶん気合入った旅行記のように聞こえるけど、内容はいい感じで気が抜けててまったり読めます。旦那さんは根っからの野球好き。でも、イラストを描いている奥さんはそんなでもないので、一歩引いた視点から野球自体より、野球をしている球場や、町の雰囲気を伝えていて面白いのです。かなりの数の地方球場や、ご当地グルメが紹介されていて、参考にもすごくなる。 本の最後に収録されている「町田行彦に殺された男~昭和29年への旅」というのが面白い。イラストを描いているワタナベさんのお父さんが「高校野球時代に後にプロに入った町田にホームランを打たれた」という証言の真実を追っていくお話。なんだかミステリーみたいでゾクゾクしました。 #
by hal-cat
| 2004-07-10 12:32
| 野球の本
2004年 07月 09日
◇「1985年の奇跡」五十嵐貴久(双葉社)
2003年、マリンスタジアムで夏の高校野球の千葉大会決勝を見た帰りでした。この本は、海浜幕張駅前のプレナ内の本屋で購入しました。高いので普段ハードカバーの本はほとんど買わないのに、なんで買ったのかというと。ビールを一杯飲んで、ちょっと気分がよかったから。 そんなわけで、衝動買いだったこの本なのですが、アタリでした。わたしは好きです。漫画みたいな小説。映画化しても面白そうだなー。ウォーターボーイズみたいな感じで。 ある都立高校の弱小野球部に、強豪校からすごいピッチャーが転校してきます。そのピッチャーは顔も良くて、性格も良いけれど、実は…。 と、お話はわりとありがちかもしれないけれど、文章のテンポとかこまかいギャグとか、読んでてニヤニヤしてしまう面白さ。舞台が1985年なので、登場人物が「おニャン子」で誰が好きとかで真剣に喧嘩しててたりして、その時代がわかる人はさらに楽しめると思います。わたしはちょっとわからないけど。 #
by hal-cat
| 2004-07-09 01:12
| 野球の本
2004年 07月 08日
◇今日は、シーソーゲームで見ていてドキドキしました。
中継ぎがふんばって、佐々木が締めて。いい試合を見に行けて嬉しいです。でも、一塁側で巨人ファンの友達と見ていたので、大っぴらに応援できずちょっと消化不良気味。 隣の席のカップルの男がビール、サワー7杯くらい飲んで、酒乱気味に椅子蹴ったりして超ウザかったです。デートであれやられたら、速攻別れるね。わたしは。 それにしても、東京ドームは好きじゃないなぁ。物価高いし、込むし、天井あるし。体育館で野球してるみたいで、圧迫感があって気持ち悪いです。やっぱり屋外で、空を仰いで試合を見たいよ。 今日も加藤さんの登板はなかったです。昨日、登板してホームラン打たれたので、今日はないとは思いいましたが。いつになったら生で見れるのかなぁ… #
by hal-cat
| 2004-07-08 00:49
| 野球
2004年 07月 06日
「適者生存~メジャーへの挑戦」長谷川滋利(幻冬舎文庫)
この人は子供時代、夏休みの宿題を計画立ててするのが好きだったんだそうです。うへぇ。TVでコメントしている姿などを見て、インテリだなぁ、頭良さそうだなぁと思っていましたが、まさにそのとおりの人。何事も冷静に考えて方針をたてて、順応していく。とにかく適応力が成功のカギだったということを一冊通して書いています。 メジャーでの野球や暮らしぶりなども書かれていて、面白いですが、そのあたりは田口日記の方が読み応えあるかな。この人が言う「アジャストメント」の能力は野球以外の仕事でも十分役立つと思うので、野球の本というより、社会人としての成功へのアドバイスとしても参考になると思います。字が大きくて薄い本なので、すぐに読めます。 ◇今日は、巨人に横浜が負けてしまいました。 明日は観戦に行くので、ぜひ勝って欲しいなぁ… #
by hal-cat
| 2004-07-06 22:36
| 野球の本
2004年 07月 02日
◇2004年6月24日(木) 横浜vsヤクルト(4-5)
三連戦の三日目。三日連続で野球見に行くなんて初めて。この日も仕事が終わるやいなや、地下鉄に乗って球場に直行。一昨日あたりは一人観戦もドキドキしたけれど、もう慣れたかな。どこだってもう一人で見に行っちゃうよ。 前日も、前々日も登板が無かったので、今日こそ加藤さんの登板があるだろう…とすごく期待して行きました。…が、この日はブルペンにも入っていなかったので、全く見れずじまい。しかも、横浜は負けるし…。中継ぎの人の登板って、ホントに毎日のように通っていないと、なかなか見れないのかも。今回「三連戦毎日行けば、一回くらい見れるよね」と余裕で思っていたのだけど、駄目でした。 この日はブルペンに新外国人のセドリックが入って、投げてました。ニコニコしていいヤツっぽかった。 二日目から座っていたこのブルペン前の席ですが、金網越しに電話ボックスがあるんですよね。ベンチとつながって、監督の指示が来るあの電話。これが、試合が動くごとに「プルルップルルッ」って鳴るんです。すると野村コーチがトコトコって電話に出て、そのの指示で選手が投球練習を開始する…と。そのようにベンチとブルペンの流れがちょっと垣間見られて興味深いです。写真は23日撮ったもの。 それから、神宮は試合を終えた選手が内野席の前を通って、退場していきます。試合後みんな、金網にへばりついて選手に声をかけていて、その辺も面白かったです。 さて。七月下旬にまた神宮で横浜の試合があります。次も、仕事の都合がつけば、また通っちゃうぞー。 #
by hal-cat
| 2004-07-02 00:10
| 野球
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